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端午の節句

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前回に引き続き端午の節句のお話です。写真は社長の長男の甲冑飾りです。最近は兜飾りのみのイメージが強いですが全身は更に迫力がありますね☆今年は長男宅は初節句。とってもおめでたいことです☆

さて、端午の節句といえばGW真っ只中のこどもの日。ですが「こどもの日」と「端午の節句」は日にちが同じなだけで別物。ももの節句であるひな祭りは祝日ではないですよね?節句は節目ということなので祝日ではないんですよ。
端午の節句でよく食べられているのが柏餅。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないということから「家系が絶えない」という縁起物として食べられるようになりました。またももの節句に対して菖蒲の節句とも呼ばれており、菖蒲の葉をお風呂に入れた菖蒲湯が有名です。これは菖蒲に精油成分が含まれているので健康に夏を過ごせるようにとお風呂に浮かべるようになったものです。最近では見かけませんが屋根に吊して魔除けにしていたという話もありました。
菖蒲の葉が刀の形に似ていることから刀の代わりにした「菖蒲切り」というチャンバラも江戸時代に流行したそうです。菖蒲=尚武とかけていて、特に武家の間で盛んに祝われていたそうですよ。だから甲冑も飾る風習があるんですね。