伊達政宗といえば、20年早く生まれていれば天下をとれたであろうといわれている人物。料理が得意で「もてなしとは、主自ら振舞うもの」と、当時の武将・・・どころか男性としても珍しい考えの持ち主。だから独眼竜と恐れられていても慕う人も多くいたんでしょうね。そんな独眼竜、伊達政宗の兜飾りです。こちらは社長の最初の男孫に贈られた兜飾り。とてもかっこいいです☆
伊達政宗の兜は有名ですよね、漆黒に輝く金色の三日月。しかしこの兜、本人が決めたものではなく、彼の父親が決めたんだそう。政宗出生時に彼の旗印は白地に赤い丸。今でいう日の丸に似ているものと決めたそうです。太陽を模していたので、これに合わせて兜は月にしたんだとか。なんともおしゃれな御父上。かと思いきや、実は仏教の曼荼羅を意識していたそうです。仏教では太陽を金剛界。月を胎蔵界を意味しています。そして曼荼羅とはこの世の理を説いているとされていたので仏の加護に通じているんですって。息子・政宗の武運長久を願っていたんでしょうね。三日月にしたのも、月が満ちていくように満願成就することも願っていたのかもしれません。
どんな時代でも子や孫を想う気持ちは変わらないものですね☆