先日SDGsに触れましたが、その中にも含まれている人種差別についてです。
1960年の今日、南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離政策)に反対する平和的デモ行進が行われていました。そこに警官が発砲。70名近くの方が亡くなるという悲しい事件が起きました。この事件を機に国連が人種差別撤廃に向けて本格的に動き出し、それを記念した日とされています。人種差別、日本人もされていますよね。国によっては日本人をイエローモンキーと蔑みます。どこで生まれると偉くて、どこで生まれると虐げられる、おかしな考え方です。人種差別をする人こそ心が貧しいんだなと思ってしまいます。
アジアでも稀に見る多民族国家で有名なマレーシア。マレー系・華人・インド系などの民族が多く暮らし、宗教もイスラム・ヒンドゥー・仏教・キリスト教など様々。現地コーディネーターの方の話によると「宗教によってルールも考え方も様々。でもどの宗教もどの民族もお互いを尊敬し、尊重して暮らしている。」とのことでした。実際観光する地域によって建物も食もルールも全然違いましたが皆さん笑顔が多く、素敵な暮らし方でした。あの国のやり方を世界が真似出来ないものでしょうか。
肌の色や、話す言語の違いに上も下もありません。本当の意味での世界平和が早く実現するといいですね。